アントニオ・バヌエロス(Antonio Banuelos、1979年9月23日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。カリフォルニア州トゥーレアリ出身。ザ・ピット所属。元WEC北米バンタム級王者。
チャック・リデルの同門であり、サンルイスオビスポを拠点とし、グレコローマンレスリングとボクシングの技術で試合を組み立てる。
来歴
高校時代はレスリングで地区大会三連覇。大学在学中に総合格闘技の練習を始めた。
2001年6月15日、プロデビュー。
2002年10月18日、WEC初参戦となったWEC 5でジェフ・ベダードと対戦し、ギロチンチョークによる一本負けを喫した。
2006年1月27日、グアムで開催されたFFCFで野中公人と対戦し、TKO勝ちを収めた。
2006年5月5日、WEC世界バンタム級王座決定戦でエディ・ワインランドと対戦し、ハイキックによるTKO負けを喫し王座獲得に失敗した。
2006年8月17日、WEC北米バンタム級王座決定戦でコール・エスコベドと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。ズッファ移管前のWEC戦績は4勝2敗となった。
2007年1月20日、ズッファ移管後初開催となったWEC 25でマイク・フレンチと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2009年6月7日、WEC 41でスコット・ヨルゲンセンと対戦し、パンチを受け左目を大きく腫らしたものの2-1の判定勝ちを収めた。11月18日、WEC 44で大沢ケンジと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2010年4月24日、WEC 48でスコット・ヨルゲンセンと10か月ぶりに再戦し、0-3の判定負け。同大会はWEC初のPPVマッチであり、その放送第1試合となった。
2010年9月30日、WEC 51でチャド・ジョージと対戦し、3-0の判定勝ち。同年10月にはUFCによるWEC吸収が発表され、バヌエロスにとってはWEC 51がラストファイトとなり、WECでの通算戦績は9勝5敗となった。
UFC
2011年2月5日、WEC統合によるUFC初参戦となったUFC 126でミゲール・トーレスと対戦し、0-3の判定負けを喫した。
DREAM
2011年9月24日、DREAM初参戦となったDREAM.17のバンタム級世界トーナメント 1回戦で日本王者の所英男と対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。この試合ではチャック・リデルを彷彿とさせるモヒカン姿であった。
2011年12月31日、元気ですか!! 大晦日!! 2011のDREAMバンタム級世界トーナメント準決勝で今成正和に2-1の判定勝ち。決勝ではビビアーノ・フェルナンデスにパウンドでTKO負けを喫し準優勝となった。
戦績
獲得タイトル
- 初代WEC北米バンタム級王座(2006年)
脚注
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- DREAM選手一覧
- WEC王者一覧
- UFC選手一覧
外部リンク
- DREAM 選手データ
- UFC 選手データ
- MMAjunkie 選手データ
- アントニオ・バヌエロスの戦績 - SHERDOG(英語)




