国鉄カ1000形貨車(こくてつカ1000がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省に在籍した12 t 積みの家畜車である。
概要
1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりカ24700形150両(カ24700 - カ24849)はカ1000形(カ1000 - カ1149)に形式名変更された。
1931年(昭和6年)度から1932年(昭和7年)度にかけて本形式より64両(順不同)がウ100形ヘ、また同じく昭和7年度には本形式より86両(順不同)がツ2000形ヘそれぞれ改造された。結果本形式全車がいなくなり形式消滅した。本形式としての在籍期間は約5年程と短期間であった。
車体塗色は黒一色であり、寸法関係は、全長は7,792 mm、全幅は2,316 mm、全高は3,236 mm、実容積は29.5 m3、自重は6.7 t - 7.1 tである。
脚注
参考文献
- 「貨車略図 明治四十四年 鉄道院」1990年、復刻 鉄道史資料保存会
- 貨車技術発達史編纂委員会 編「日本の貨車―技術発達史―」2008年、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊



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