三ッ沢下町駅(みつざわしもちょうえき)は、神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢下町(みつざわしもまち)にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線)の駅である。駅番号はB21。
概要
国道1号横浜新道の島田橋バス停・三ッ沢下町駅前バス停の直下にある。周辺は戦後に開発された新興住宅地で、かつては横浜市営トロリーバスの三ッ沢下町停留所があった。 改札口は地下1階に、プラットフォームは地下5階にあり、地下鉄の三ツ沢変電所が併設されている。 国道1号には下水道の三ッ沢雨水幹線(直径4.3m)が、横浜駅 - 当駅は一部民有地の下を通るため騒音対策としてプラットホームは地下深く(地表面から軌道面まで約27m)に設置されている。
三ツ沢上町駅と同様に、開業当初はプラットフォーム上の竪坑壁面にレリーフ「貝塚」(三ツ沢貝塚がモチーフ)が設置されていたが、現在はトンネル補修のため塗りつぶされている。
歴史
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 開業。
- 2002年(平成14年)7月24日 - エレベーター3基、車椅子対応トイレの増設などの工事が完成。
- 2007年(平成19年)4月28日 - ホームドアの使用を開始。
- 2012年(平成24年)5月1日 - docomo Wi-Fiによる、公衆無線LANサービス開始。
駅名の由来
地名から採ったものだが、地名とは読み方が異なる。地名は「みつざわしもまち」と読む。
駅構造
相対式2面2線の地下駅である。三ツ沢上町駅と同様に極めて偏平な特殊大断面トンネルで、NATM工法を用いて建設された。外国の地下鉄を思わせるドーム型のホームが特徴である。
改札口は地下1階にあり、2006年12月から湘南台方に「東口改札口」とあざみ野方に「西口改札口」の名称が付けられた。それぞれ独立しており、コンコースなどではつながっていない。そして地下2階、3階を経て地下4階で上下線ホームへの行先が分かれ、ホームは地下5階にある。
東口改札口にはホームと改札階を結ぶエレベーターがあり、改札階と地上を結ぶエレベーターや改札内にオストメイト対応トイレなど、バリアフリー設備は整っている。一方、西口改札口には一般のトイレはあるものの、エレベーターなどはない。
のりば
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
利用状況
2022年度の1日平均乗降人員は11,509人(乗車人員:5,879人、降車人員:5,630人)である。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
- 備考
駅周辺
- 国道1号(横浜新道)
東口改札口
西口改札口
路線バス
横浜市営バス・神奈川中央交通によって運行されている。
最寄りのバス停留所は、国道1号上 島田橋(東口改札口出口1・2)と三ツ沢下町駅前(西口改札口出口3・4)の2ヶ所で、路線および方向は同一である。
隣の駅
- 横浜市営地下鉄
- ブルーライン(3号線)
- ■快速
- 通過
- ■普通
- 横浜駅 (B20) - 三ツ沢下町駅 (B21) - 三ツ沢上町駅 (B22)
- ■快速
脚注
出典
- 神奈川県県勢要覧
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 横浜市交通局 三ツ沢下町駅




