薬師寺 厚(やくしじ ひろし、1913年7月2日 - 1998年12月8日)は、日本の建築家。佐野利器の女婿。
経歴
岡山県出身。父の薬師寺主計は大原美術館などを設計した建築家である。1932年(昭和7年)私立武蔵高等学校卒業後、1937年(昭和12年)、東京帝国大学工学部建築学科を卒業(同期に丹下健三らがいる)。
逓信省(当時)に入省し山田守に薫陶を受ける。郵政省(当時)の建築部長を経て1964年(昭和39年)退官した。その後藤田建設に入社し、1965年常務、1971年専務、1979年顧問、1982年監査役を務めた。1983年、勲三等瑞宝章受章。
建築作品
- 東京空港郵便局(1956年、日本建築学会賞作品賞受賞)
参考資料
著書
- 「日本の建築 その芸術的本質について」東海大学
関連項目
- 武藤清 建築家で佐野利器の娘婿
- 中田亮吉 建築家で佐野利器の娘婿
脚注



