北上大橋(きたかみおおはし)は、岩手県一関市にある北上川に架かる橋。薄衣バイパス(国道284号)が通る。平成15年度土木学会田中賞受賞。現在の橋は旧橋から2003年に架け替えられたものであるが、本項では特記がない限り現在の橋について述べる。
概要
右岸の旧一関市と左岸の旧川崎村に掛けてられている。1938年(昭和13年)に架けられた旧橋(ブレースドリブタイドアーチ橋、支間100 m)の老朽化及び5メートルという狭い幅員の解消に伴い、その下流150 mに建設が計画され、1997年(平成9年)に着工。工法は短期間施工や経済性に優れた「仮桟橋からの自走クレーンによる片持架設工法」が用いられた。2003年(平成15年)4月22日開通。支間長208 mは3径間連続バランスドタイドアーチ橋として国内最長である。
諸元
- 形式 - 3径間連続バランスドタイドアーチ橋
- 橋長 - 482 m
- 最大支間長 - 208 m
事業担当企業・自治体
- 事業主体 - 岩手県
- 設計 - 新日本技研
- 施工 - 川田工業・高田機工JV、三菱重工業・サクラダJV、JFEエンジニアリング・東京鉄骨橋梁JV
脚注
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、北上大橋に関するカテゴリがあります。
- 北上大橋(岩手県) - 写真館
- 歴史を継承するクラシカルデザイン - 日本橋梁建設協会
![大連の北大橋 中国の写真素材 [FYI03188768] ストックフォトのamanaimages PLUS](https://cdn.plus.amanaimages.com/uploads/items/031/887/68/preview/FYI03188768.jpg)



