常栄寺(じょうえいじ)は、東京都世田谷区にある浄土真宗本願寺派の寺院。「烏山寺町」を構成する26の寺院の1つである。

概要

江戸時代初期、正教法師によって開山された。元々は浅草烏越(現・東京都台東区鳥越)に位置していたが、同宗派の西本願寺が浜町御坊(後の築地本願寺)を創建してからは、浜町御坊の寺中に入った。その後大正期までは、築地本願寺とともに歴史を歩んだ。

1923年(大正12年)の関東大震災に罹災したが、本尊の阿弥陀如来像と過去帳は何とか守り通した。

翌年の1924年(大正13年)、築地本願寺から分かれて現在地に移転した。

墓地には、江戸時代後期の画家菊田伊洲の墓がある。

交通アクセス

  • 千歳烏山駅より徒歩14分。

脚注

参考文献

  • 世田谷区 編『小学生の烏山寺町あんない 付 世田谷の社寺と遺宝その2』世田谷区、1978年
  • 竹内秀雄 著『世田谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド12)』学生社、1992年

関連項目

  • 烏山寺町
  • 築地本願寺

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常栄寺

常栄寺|世田谷区北烏山にある浄土真宗本願寺派寺院

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