住吉通停留場(すみよしどおりていりゅうじょう)は、高知県南国市篠原にあるとさでん交通後免線の路面電車停留場。
歴史
住吉通停留場の開業は1911年(明治44年)。後免線の大津停留場(廃止、領石通停留場を参照)から後免中町通停留場までの区間が開通したのと同日に開業した。
年表
- 1911年(明治44年)1月27日:土佐電気鉄道の停留場として開業。
- 1994年(平成6年):国道の右折レーン設置により、南へ2メートル移設。
- 2014年(平成26年)10月1日:土佐電気鉄道が高知県交通・土佐電ドリームサービスと経営統合し、とさでん交通が発足。とさでん交通の停留場となる。
停留場構造
住吉通停留場は後免線の専用軌道区間にあり、軌道は道路から独立している。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように配されているが、互いのホーム位置は東西方向に離れている。東にあるのがはりまや橋方面行きのホーム、西にあるのが後免町方面行きのホーム。北を並走する国道195号に右折レーンを設けるため、1994年(平成6年)には軌道が上下線とも南に2メートル移設されている。
後免町方に渡り線があり、折り返し運転が可能。かつては当停留場で折り返し鏡川橋行きとなる便が平日朝に1本のみ運行されていた。
停留場周辺
- 国道195号
- 高知県道249号後免中島高知線
- 長尾鶏センター
- 「住吉通」バス停留所
隣の停留場
- とさでん交通
- 後免線
- 東工業前停留場 - 住吉通停留場 - 篠原停留場
脚注
参考文献
- 土佐電鉄の電車とまちを愛する会『土佐電鉄が走る街 今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2006年。ISBN 4-533-06411-6。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧




